風上、再び 承 Another side
「こんにちは。またあったね。」
「まさか、本当に!」
ちょっと・・・いえ
・・・かなり信じられない。
「あの時の風の感触はまだ覚えているよ。心地よい風だった。
・・・熱中症気味の私に少し、風を恵んでくれないか?」
「わっ・・・わかった。」
あの赤い飛ぶものが彼だったなんて
・・・驚いた。
ちょっと怖い・・・かな。
・・・でも、
こんなに驚かされたままじゃ悔しいなっ。
風さん・・・仕返し・・・しよっか♪
さて・・・彼の顔は・・・
「またか!」って顔してる♪
久しぶりの遊び相手♪
彼、何か言った気がするけど
気のせいかな・・・?