「お爺さんの不思議な話」 エピローグ
「次の日もう一回、謝ろうと公園へいった。
でも・・・彼女はいなかった。
でも風は吹いていたから、本当はいたのかもしれない・・・。
どうだい?僕の話は。」
「・・・。」
「これは僕の反省なんだよね・・・。人との秘密は絶対に守るんだよ。
破ると相手は傷つくかもしれない。場合によっては
自分の前から姿を消すかもしれない。
だから今いる友だち、これから会う友だちを大切にして欲しい。
わかったかな?」
「・・・はい!!」
「良い返事だ。
僕の話を聞いてくれてありがとうね。
・・・この話は君たちからは他の人に話さないでね。
ネタバレになっちゃうからね♪」
確かに不思議な話だったね。本当の話なのかな・・・?
秘密か・・・。
・・・フワッ
・・・!?
今、風が吹いたよね!?
あまりにもタイミングが・・・
「彼女も来ていたようだね・・・♪」
「お爺さんの不思議な話」 (終)