♪Meg♪の色々なんか・・・w

はい。♪Meg♪が色々なんか書いていきます。毎日は交信しないのでご了承ください。

an anecdote 小話

こんなもの書いたので置いときます

『きざし』 ずっと日暮れが好きだった過ぎたことは過ぎたものとし闇を迎える際の時諦めと希望のぬるい時 何があっても明日は来る誰もが言うし そう思う生きねばならない明日が来る 何があっても時は過ぎるそれに安堵し闇を迎える生きねばならない明日を前に …

プロット

「こんど話を聞いてもらってもいいかな」 それは彼女からの初めての相談ごとだった。 彼女の性質上、常に何かしらを考えていて、 人に意見を乞うなんて日常茶飯事のことだった。 しかし、それは大抵不特定多数に話を振るというもので 特定の人一人に対話を望…

昼の君へ\夜の俺より 5

定時制の名も顔も知らないあなたへ 誰も返事を書いていないようですし、 私の気も乗ったのでお返事書かせていただきます。 確かに女子の机全てに手紙が入っていましたww それぞれ「彼女欲しい」感が溢れていて みんな面白がってましたよ〜 ちなみに男子にも…

昼の君へ\夜の俺より 4

「結果どうだったよー」「オワタ」「アカンかった」「見てよこれ」「あらまぁあらまぁ…みんな全滅ww」「そんなお前はどうなんだよ〜」「俺かぁ?こんな。」「…ん?んの一文字…?」「おーい!ちょっとこの列のやつ集まれ!」「ういーwwこれのことだろ〜?ww」…

昼の君へ\夜の俺より 3

全日制の名も顔も知らない誰かへ(この机を使っている方なら、どなたでも開封してどうぞ)突然のお手紙失礼します。多分ここのクラスの女子の机の中には男どもの手紙が一通ずつ満遍なく入っていることだろうと思います。まー言ってしまえば、俺もその一人で…

昼の君へ\夜の俺より 2

授業までは…あと5分かなんか野郎どもがたむろってんなぁん?しかもヒデの奴、面白え顔してんじゃねえか…うっわブッサイクww「おいカズ!」「なんだー」「ちょっと駄弁ってて面白いこと思いついたんだ」「それで?」「お前もやらない?」「…いいから内容を申…

昼の君へ\夜の俺より

つまらない。とてつもなく授業がつまらない。今使ってるプリントなんか星の様にヒントだらけで分からないわけがない。しかもこのヒント、北斗七星並だ。北極星を完璧、示してるじゃないか。もう配られた瞬間から即刻で答え埋まるよなぁ。説明だってわかりき…

艶葉樹比丘尼(椿比丘尼) 下

娘は何十年も茶屋をやり続けました。しかし、何十年も年のとらない娘を見て恐れを抱いた客たちの足は次第に遠のき、もう何十年もすると娘の知る者のほとんどがこの世を去ってしまいました。年をとらず、孤独となってしまった娘はどうすればいいかもわからず…

艶葉樹比丘尼(椿比丘尼) 上

これは昔々ある少女が人魚の肉を食べ、不老不死を得たというお話が、まだ世に知られる前のお話…江戸よりはるか北の地にとてもおいしく、かつ体にも良い茶を煎れる茶屋がありました。店主は十五そこらの娘だったそうな。その娘にはほとんど寝たきりの祖母がお…

重い

おはようおはよう 朝が来たよ希望? 絶望?新しい今日が 始まるよ新しい? 新しいの?昨日があって 今日があるリセット? そんなの存在しないよなかったこと? そんなの絶対 できないよ必ず未来に 結びつく良いこと 悪いこと 関係なしに悪いこと 印象が強いね忘れ…

気まぐれなんだから

風さんはねいつでもいつまでもあなたに構ってなんてくれないよだって気まぐれさんだからいつかは私からも離れていくそれまでは

「天つ風に」 エピローグ

数年もすると お互いそれぞれ恋に落ち 結婚した 彼女はある劇団のオーケストラで パーカッションを担当する男性と 私は管楽器奏者のグループで活動していた トランペット奏者の男性と 今は子供もでき平和に過ごしている 私の子が何を演奏しているか? そんな…

「天つ風に」 終わりの方

なんか最近、テクニカルな演奏になったよねただ最近の演奏は聴いてても以前のあの感覚が味わえないんだよねぇでも上手いことには変わりないよねうん…そうなんだけどやっぱり何かが失くなったよねいつの日だかそう囁かれる様になっていました私の相方の彼女と…

「天つ風に」 中の方 4

私たちの演奏は大成功に終わった 評判も良かった 被災地からもメッセージが届いた とても感動しました 確かに届きましたよ あなた方の演奏が聞こえました 私たちの演奏が届いたと 多数寄せられたのでした あまりにも評判が良かったので それ以降、 私は彼女…

「天つ風に」 中の方 3

ただ楽しんで、人が喜んでくれるといいなと思いながら演奏をしていた私は少しショックでした確かに素晴らしい演奏それは母親への祈りの他ならないのですなんて温かで悲しい祈りでしょう本来ならば他人が聞いて良いものではないだろうそれを彼女は生中継で全…

「天つ風に」 中の方 2

初めて会うその子はいたって普通の女の子だった私と同じ17歳の女子高生いざ合わせて練習しようとトランペットを持つと彼女は祈りだしたのでした「お母さんに届きますように」彼女はいつでも母親に向けて演奏するのだと言った彼女の演奏はどこまでも果てしな…

「天つ風に」 中の方 1

私の祈りは20歳まで続いた それまでの私のトランペットは やはり尋常でないようで 度々テレビに出たり、新聞に載ったり、 あるオーケストラにお呼ばれして 共演をしたりしていた 全盛期は17歳 女子高生トランペット奏者として なかなかの活動をしていました …

「天つ風に」 少し休憩

ねぇなんでそんなにあの子を気に入ってたの?あなたを神として崇める人だって何人もいたじゃないあぁ、なるほどね純粋にねでも残念だね大人になるのは止められないただ信じるっていうのが大人になるとどうも難しいみたいね

「天つ風に」 初めの方

「空気さん、いつも音を届けてくれてありがとうございます」空気へ感謝の言葉を述べるつまり空気への祈りそれが幼い頃の私の習慣でした「あなた、いい音を出すわねぇ素質があるわこのまま頑張っていけば大きな舞台で吹くことも夢じゃない」誰もが私のトラン…

「天つ風に」 プロローグ

「音っていうのはね空気を伝って伝わるんだよ」これはある日、父に教えてもらったこと今思い返してみると理科みたいな話だったなと思うでも幼い頃の私にはたいそう不思議な事実で…そして音楽を嗜む私にとって空気は感謝すべき「相手」だと捉えたのでした

追放

私はこの世界に飽き飽きしたの何処かへ旅立ちたい私の居場所はここだけじゃない「私はこんな狭いところ望んじゃいないわ!」『この世界にとどまることを一度は受け入れたのだろう?それも立派な契約だ。』「もっと…自分らしくいられると思ってた。」『…そうか…

想像自殺

辛い時、私は想像自殺をする。どういうことかと言うとそのまんま。自殺することを想像する。実際に自殺してしまうと自分だけでなく周りの人にも迷惑がかかる。自殺しないなによりの理由は辛いことの原因が解決しないから。なにか思い残して死にたくなんかな…

寂しい→恋しい

夏になり、暑くなった。夏になり、風が少し大人しくなった。夏になり、バイトが増えた。暑くなったというのに風は吹かない。バイトが増え、疲れるようになった。疲れると、暑さも増して感じる。暑いから風が欲しくなる。疲れるから風が欲しくなる。けれど風…

短所(=)長所

私のクラスである子がある子に悪口を言っていた。仮に自分の思ってることをしっかり言えて強気な悪口を言う側がAだとして、引っ込み思案で悪口を言われる側をBにする。言ってみれば正反対な二人なわけだけど、私は二人とも好きなの。けれど決して交わること…

苦手なこと

優しくされるのは苦手です。「誕生日、祝ってあげる!プレゼント何がいい?」「プレゼントとか大丈夫だよー」「奢るから、何か選んで」「えぇー悪いよー」昨日もそう。保健室に連れて行こうとあんなに頑張ってくれて、凄く悪い気がした。心配されたくないから…

心配

久しぶりに熱を出した。初めは熱なんて思ってなかった。咳は出ない。体は微妙に怠い。そして少しの吐き気。「我慢できるな。」と思ってた。給食の時間。あれ?吐き気があるよ?吐くほどじゃないけど吐き気があるよ?あれ、あまり食べれなかった。もったいな…

偽善者

私ってさ困ってる人をみるとほっとけないんだ。偽善者みたいだけどね。私が困ってる人にかける言葉「無理しないで」「私を頼って」「いつでも話を聴くよ」「愚痴こぼしたかったら相手するよ」などなど…自分で笑っちゃうww特に「私を頼って」だってさwww私は…

転生 後編

「んでさ、どうしたの?」彼女はお茶をテーブルに置きながら聞いてきた「えっと…ごめんなさい。ここまで来たものの、覚えてないの。」「え、嘘。私のこと覚えてないの。」「あ、そうじゃなくて、私何も覚えてないの。自分の名前、さっきあなたに呼ばれて知っ…

転生 中編

私は転生したらしい。なぜか子供として改めて生まれるのではなく、今までの姿でポンと現実世界に放り出された。それが分かったのはしばらくしてからの事だったけれど。いつどうやって現れたか分からなかった。そして、その時は自分が何者なのかさえ分からな…

転生 前編

ある日、夢の中で告げられた「お前は19日に死ぬ」「19日になったら、指定されたのバス停に行き指定されたバスに乗りなさい」その言葉の主は閻魔だと言っていた。地獄での従業員が足りないから手伝ってくれということだった。バスに乗るとそのまま地獄へ連れ…