風上、再び 転 合作小説

彼、何か言った気がするけど

気のせいかな？

風さん、そろそろ弱めてくれる?

･･･ありがと♪

彼、げっそりしてる。

｢くすっ♪

ほんと、来てくれてありがとう♪｣

｢･･･もちろんだ。約束したではないか。｣

｢そうね♪

約束、したもんね♪｣

やっぱり約束を守ってくれる人だった･･･。

よかった･･･。

｢私、前から聞きたかったことがあるの。

･･･あなたの名前。｣

｢私の名前かい･･･?

セキリュウだ。｣

｢セキリュウ･･･。｣

私は思いきって、言ってみた。

｢竜の姿、そのままの名前ねっ♪｣

｢･･･見ていた･･･のか??

･･･お嬢さんの名前は?｣

｢そのことなんだけれど･･･

私の名前･･･決めてくれる?｣

彼は一瞬驚いたけれど、考え初めてくれた。

どんな名前を考えてくれるのかな♪

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